本当の友人とは 2010 10 9

 私は、10月2日に、こう書きました。
中国は、経済力、軍事力ともに「超大国」になったのに、
政治指導者は、いまだに「わが国は、発展途上国」という発言をする時があります。
(本来であれば、中国は、先進国として「責任と義務」を果たすべきである)
 こうしたことを書くと、中国政府には、にらまれると思いましたが、
中国の「さらなる発展と繁栄」を考えれば、書かざるを得ないのです。
中国において、言論の自由、信教の自由が確立すれば、飛躍の時が来るのです。
混乱はあるかもしれませんが、それは次の段階へ飛躍する「産みの苦しみ」です。
 本当の友人ならば、たとえ嫌われても、忠告しなければならない。
こうしたことが言えないならば、それは、偽物の友情です。
今、中国は、偽者の友人であふれている。
 もう30年近くなるでしょうか。
我が家に、中国人留学生が滞在することになって、
祖父母は、猛烈に反対しました。
当時は、まだまだ中国人に対する偏見がありました。
私の実家は、地方の田舎でしたので、そういう偏見は強かったと思います。
だから、祖父母の反対は、自然な感情だったかもしれません。
 しかし、私は、日本と中国の未来を考えて、
中国人留学生の受け入れに賛成したのです。
 当時、大家族制が残る田舎において、
祖父母の意向に反対することは、勇気が必要だったのですが、
それでも、日本と中国の未来のために、祖父母を説得したのです。
私は、祖父母の批判から中国人を守る「楯」になろうと決めたのです。

世論調査 2010 10 2
 日本国内の政治情勢は、複雑だと思います。
産経新聞社とFNNが、9月30日に実施した世論調査によると、
71%が「中国は脅威」という調査結果が出ました。
 もしかすると、他のアジア地域を「世論調査」しても、
似たような結果となるかもしれません。
 超大国は、何もしなくても、
多くの人に「脅威」と感じさせる存在感があります。
だからこそ、大国になったら、紳士としての振る舞いを身に付ける必要があります。
 中国は、経済力、軍事力ともに「超大国」になったのに、
政治指導者は、いまだに「わが国は、発展途上国」という発言をする時があります。
(本来であれば、中国は、先進国として「責任と義務」を果たすべきなのに)
そこに、多くの人は、不安と脅威を感じ、
さらに、「21世紀に出現した帝国主義」と感じたのかもしれません。
 こうした世論調査の結果を受けて、
日本国内の親米・保守派は、大喜びだと推定されます。
そして、親中派は、窮地に陥ったと思います。














































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